新しい波 変化に生きる


 今、奇妙な現象が起きています。信州安曇野で、80坪の分譲地に、家を建てると土地と建物で、3,000万円から4,000万円位掛かります。その一方で、JR駅近くの、250坪の敷地に、4家族が暮らせる中古アパートが、1,800万円で売りに出されています。高齢の大家さんが手放したものです。償却の終えた物件です。このように業者向けの不動産情報が、オープンになり、才覚のある者にとっては、大きなビジネスチャンスとなっています。

 物余り、縮み経済下において、事業を始めるには、新品の仕入れよりは、中古を買って、手を入れ、商品化した方が、はるかにビジネス性、市場性があります。

 中古物件が出回る中で、安く手に入れ、仕切り直しをして賃貸経営をする主婦やサラリーマンがいます。実際に私の知人も、アパート3軒、貸家2軒を、長野、北海道、茨城、大阪などの遠隔地に持ち賃貸経営をしています。幼児教育の教材を研究開発、ネット販売している主婦がここ1、2年のことです。不動産関連の資格は何一つ持っていません。けれども見事に満室経営で、幼児教育の開発費や生活費を捻出しています。

 彼女が片手間でやっていることは、どんなコンサルタントのセミナーよりも、実践的、ストレートに、これからのアパート経営のあり方を教えています。今あるものを生かす技術は、個人としてたゆまぬ努力は必要ですが、ハードに掛かるお金に比べるとそうはかかりません。「当たり前のことを、当たり前にしているだけ!」と主婦は笑います。業界に縛られることなく、自由な発想で、アパート経営を家業にしてしまう個人が出始めています。

 私は、こんな中で、この“大家ネット”の構想を固めました。

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